GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は食事後に小腸から分泌されるホルモンです。GLP-1受容体作動薬はこのホルモンの働きを強化し、食欲抑制・満腹感持続・血糖コントロール改善の効果をもたらします。
自己判断で行うダイエットと異なり、医師の診察・処方が必要な医療行為です。
GLP-1受容体作動薬を使って食欲を医学的に抑える肥満症治療です。ウゴービ・ゼップバウンドなどが代表的な薬剤で、臨床試験では平均5〜22%の体重減少が報告されています。
医療監修
肥満症・代謝疾患領域の医療情報について、 医療ガイドラインおよび医学論文を参考に編集しています。
本記事は肥満症治療に関する医療情報を提供するものです。 GLP-1受容体作動薬などの薬剤には副作用やリスクがあります。 治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。 詳細は医師にご相談ください。
公開日: 2024-04-01
最終更新日: 2026-03-18
医療監修日: 2026-03-18
結論から言うと、GLP-1ダイエットは食欲を抑える医療行為で、医師の診察・処方が必要な肥満症治療法です。
GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は食事後に小腸から分泌されるホルモンです。GLP-1受容体作動薬はこのホルモンの働きを強化し、食欲抑制・満腹感持続・血糖コントロール改善の効果をもたらします。
自己判断で行うダイエットと異なり、医師の診察・処方が必要な医療行為です。
臨床試験では、ウゴービで平均約15%、ゼップバウンドで平均約15〜22%の体重減少が確認されています。効果には個人差があります。
臨床試験のデータに基づく平均体重減少率は以下のとおりです。
体重100kgの方であれば15〜22kgの減量に相当します。効果には個人差があります。
各薬剤の詳細な効果データは以下の記事をご覧ください。
最も多い副作用は消化器症状(吐き気・下痢等)です。多くは投与初期に起こり、段階的な増量で軽減されます。
もっとも多い副作用は消化器症状です。
多くは投与初期に現れ、用量を徐々に増やすことで軽減します。まれに急性膵炎・胆石などの重篤な副作用が報告されています。
一定条件を満たす場合は保険適用(3割負担)となります。条件を満たさない場合は月額2〜5万円程度の自由診療です。
BMIや合併症などの条件を満たす場合、公的医療保険が適用されます(3割負担)。条件を満たさない場合は自由診療となり、月額2〜5万円程度が目安です。
BMIが高く生活習慣改善だけでは減量困難な方、または肥満関連疾患を合併している方が主な対象です。
以下に当てはまる方に適しています。
逆に、以下の方は慎重な検討が必要です。
いずれの場合も必ず医師に相談のうえ判断してください。
ウゴービはGLP-1受容体のみ、ゼップバウンドはGLP-1とGIPの両受容体に作用します。適した薬剤は個人の状態により異なります。
現在日本で保険適用されている主な肥満症治療薬の比較です。
どちらが適切かは個々の状態により異なります。必ず医師に相談してください。
医療用語の解説は「GLP-1医療用語集」をご覧ください。