GLP-1受容体作動薬という処方薬を、減量目的で使うことを指す俗称です。
この薬のうち、日本で 肥満症 の治療薬として承認されているのは次の2つです。
- ウゴービ(一般名:セマグルチド)
- ゼップバウンド(一般名:チルゼパチド)
一方、同じ成分系統でも2型糖尿病の治療薬として承認された薬があります。これを美容目的や痩身目的で使うことは、承認された使い方ではありません。
「肥満」と「肥満症」は何が違う?
ここが最も大切なポイントです。日本肥満学会の「肥満症診療ガイドライン2022」では、次のように区別されています。
- 肥満:脂肪が過剰にたまった状態で、BMI25以上のもの
- 肥満症:肥満に加え、高血圧や脂質異常症などの健康障害を合併するか、その合併が予測され、医学的に減量が必要な病態
BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で計算する体格の指標です。
つまり、肥満症治療薬は「見た目を細くする薬」ではありません。医師の診断に基づく肥満症 を治療するための薬です。
