GLP-1医療用語集
肥満症・GLP-1治療に関する医療用語の解説
- GLP-1
- GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は食事後に小腸から分泌されるホルモンです。食欲を抑え、満腹感を持続させ、血糖値を調整する働きがあります。
- セマグルチド
- セマグルチドはGLP-1受容体作動薬の一種で、肥満症治療薬ウゴービの有効成分です。週1回の皮下注射で食欲抑制と体重減少効果をもたらします。
- チルゼパチド
- チルゼパチドはGIP/GLP-1受容体デュアル作動薬で、ゼップバウンドの有効成分です。GLP-1とGIPの両受容体に作用することで、従来のGLP-1単剤を上回る体重減少効果が報告されています。
- GLP-1受容体作動薬
- GLP-1受容体作動薬はGLP-1ホルモンの働きを強化する薬剤の総称です。食欲抑制・満腹感持続・血糖コントロール改善の作用があり、肥満症治療に使用されます。ウゴービ(セマグルチド)が代表的な製剤です。
- GIP
- GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)は食事後に小腸から分泌されるホルモンです。GLP-1と協調して食欲抑制・血糖調整・脂質代謝に関与します。チルゼパチドはGIPとGLP-1の両受容体に作用します。
- BMI
- BMI(ボディマス指数)は体重(kg)を身長(m)の二乗で割った体格指数です。BMI 25以上が肥満、BMI 35以上が高度肥満と定義されます。肥満症治療薬の保険適用基準にも使用されます。
- 肥満症
- 肥満症はBMI 25以上で高血圧・脂質異常症・糖尿病などの健康障害を伴う状態を指します。単なる肥満とは異なり、医療的介入が必要な疾患として扱われます。
- 食欲抑制ホルモン
- 食欲抑制ホルモンは食欲を調整するホルモンの総称です。GLP-1やGIPが代表例で、食後に分泌されて満腹感を促し、過食を防ぎます。GLP-1受容体作動薬はこの働きを薬理的に強化します。
- ウゴービ
- ウゴービはセマグルチドを有効成分とするGLP-1受容体作動薬です。ノボ ノルディスク社が開発し、2023年に日本で承認・2024年2月に保険収載された国内初の肥満症治療GLP-1製剤です。臨床試験では平均約15%の体重減少が確認されています。
- ゼップバウンド
- ゼップバウンドはチルゼパチドを有効成分とするGIP/GLP-1受容体デュアル作動薬です。イーライリリー社が開発し、日本でも保険収載されています。臨床試験では投与量に応じて平均約15〜22%の体重減少が確認されています。
