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メタボリックシンドロームとは|診断基準と肥満症との違いを解説

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準(ウエスト周囲径+血圧・血糖・脂質)と、肥満・肥満症との違いをわかりやすく解説。なぜ危険なのか、改善のポイントまで整理します。

医療監修

肥満症・代謝疾患領域の医療情報について、医療ガイドラインおよび医学論文を参考に編集しています。

本記事は肥満症治療に関する医療情報を提供するものです。GLP-1受容体作動薬などの薬剤には副作用やリスクがあります。治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。詳細は医師にご相談ください。

公開日: 2026-06-26

メタボリックシンドロームとは:結論

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、内臓脂肪の蓄積に加え、血圧・血糖・脂質のうち複数に異常が重なった状態です。動脈硬化が進みやすく、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるため、早めの対策が重要です。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、内臓脂肪の蓄積に加え、血圧・血糖・脂質のうち複数に異常が重なった状態です。動脈硬化が進みやすく、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるため、早めの対策が重要です。

メタボリックシンドロームは「太っているかどうか」だけでなく、内臓脂肪を背景に複数のリスクが重なっている状態を指します。判定にはウエスト周囲径(おへそ周り)が用いられるのが特徴です。

診断基準

ウエスト周囲径(内臓脂肪の蓄積)が必須条件で、加えて血圧・血糖・脂質の3項目のうち2つ以上に該当するとメタボリックシンドロームと判定されます。

ウエスト周囲径(内臓脂肪の蓄積)が必須条件で、加えて血圧・血糖・脂質の3項目のうち2つ以上に該当するとメタボリックシンドロームと判定されます。

項目基準の目安
必須:ウエスト周囲径男性85cm以上/女性90cm以上(内臓脂肪蓄積の目安)
脂質中性脂肪が高い、またはHDLコレステロールが低い
血圧収縮期・拡張期の血圧が高め
血糖空腹時血糖が高め

上記のうち、ウエスト周囲径を満たしたうえで、脂質・血圧・血糖の3項目中2つ以上に該当すると診断されます。

注:基準値の詳細は健診の判定区分により異なります。正確な数値は厚生労働省 e-ヘルスネット等の一次情報で確認してください。

なぜメタボは危険なのか

血圧・血糖・脂質の異常が一つひとつは軽くても、重なると動脈硬化が進みやすくなり、心筋梗塞・脳卒中などのリスクが大きく高まります。

血圧・血糖・脂質の異常が一つひとつは軽くても、重なると動脈硬化が進みやすくなり、心筋梗塞・脳卒中などのリスクが大きく高まります。

それぞれの異常が軽度でも、複数が重なることで血管へのダメージが加速します。内臓脂肪はこれらの異常の「共通の上流」にあるため、内臓脂肪を減らすことが複数のリスクを同時に下げることにつながります。内臓脂肪については内臓脂肪を減らすにはをご覧ください。

メタボと肥満・肥満症の違い

「肥満」はBMIで判定する体格、「肥満症」は健康障害を伴う疾患、「メタボ」は内臓脂肪+複数のリスク集積、と判定の軸が異なります。重なることも多いですが、同じではありません。

「肥満」はBMIで判定する体格、「肥満症」は健康障害を伴う疾患、「メタボ」は内臓脂肪+複数のリスク集積、と判定の軸が異なります。重なることも多いですが、同じではありません。

  • 肥満: BMI 25以上の体格(脂肪の過剰蓄積)
  • 肥満症: 肥満+健康障害を合併し、医学的に減量が必要な疾患(肥満と肥満症の違い参照)
  • メタボリックシンドローム: ウエスト周囲径(内臓脂肪)を必須に、血圧・血糖・脂質の異常が重なった状態

BMIが基準未満でも内臓脂肪が多ければメタボに該当することがあり、逆に体格が大きくてもリスクが重なっていなければメタボの基準には当てはまらないこともあります。

改善のポイント

内臓脂肪を減らすことが基本で、食事・運動・生活習慣の見直しが中心です。わずかな減量でも血圧・血糖・脂質の改善が期待できます。

内臓脂肪を減らすことが基本で、食事・運動・生活習慣の見直しが中心です。わずかな減量でも血圧・血糖・脂質の改善が期待できます。

肥満症と診断された場合の治療

生活習慣の見直しで改善が難しく、医師の診断により肥満症に該当する場合は、医学的な治療が選択肢になります。スリマルは肥満症のオンライン診療(自由診療)で対応しています。

生活習慣の見直しで改善が難しく、医師の診断により肥満症に該当する場合は、医学的な治療が選択肢になります。スリマルは肥満症のオンライン診療(自由診療)で対応しています。

BMI 27以上で健康障害を合併し肥満症に該当する場合、抗肥満薬による治療が検討されることがあります(抗肥満薬とは参照)。効果には個人差があり副作用もあるため、必ず医師の診察を受けてください。なお、メタボの判定や特定保健指導そのものは健診の枠組みで行われます。

費用(自由診療)

※ 全用量・最新の料金はスリマル料金ページをご確認ください。保険適用外・全額自己負担です。

薬剤用量料金(税込・1ヶ月分)
ウゴービ0.25mg¥19,800
ウゴービ0.5mg¥31,900
ゼップバウンド2.5mg¥36,410

※ 全用量・最新の料金はスリマル料金ページをご確認ください。保険適用外・全額自己負担です。

まとめ

健診でメタボや内臓脂肪を指摘され体重も気になる方は、まず医師にご相談ください。

  • メタボは内臓脂肪+血圧・血糖・脂質の異常が重なった状態
  • ウエスト周囲径が必須条件
  • 肥満・肥満症とは判定の軸が異なる
  • 内臓脂肪を減らすことが複数リスクの同時改善につながる

健診でメタボや内臓脂肪を指摘され体重も気になる方は、まず医師にご相談ください。

参考文献

参考文献

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