肥満、特に内臓脂肪型肥満があるとインスリンが効きにくくなり、2型糖尿病を発症しやすくなります。減量は血糖コントロールの改善に直結し、糖尿病治療の基本でもあります。
耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)は、日本肥満学会の「肥満症」の診断に関わる健康障害の一つです。肥満があって血糖の異常を合併している場合、医学的に減量を必要とする「肥満症」に該当する可能性があります(肥満と肥満症の違い参照)。
肥満があるとなぜ2型糖尿病になりやすいのか、インスリン抵抗性の仕組みと、減量による血糖改善(寛解)の可能性を解説。肥満症と診断された場合の治療の選択肢まで整理します。
医療監修
肥満症・代謝疾患領域の医療情報について、医療ガイドラインおよび医学論文を参考に編集しています。
本記事は肥満症治療に関する医療情報を提供するものです。GLP-1受容体作動薬などの薬剤には副作用やリスクがあります。治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。詳細は医師にご相談ください。
公開日: 2026-06-26
肥満、特に内臓脂肪型肥満があるとインスリンが効きにくくなり、2型糖尿病を発症しやすくなります。減量は血糖コントロールの改善に直結し、糖尿病治療の基本でもあります。
肥満、特に内臓脂肪型肥満があるとインスリンが効きにくくなり、2型糖尿病を発症しやすくなります。減量は血糖コントロールの改善に直結し、糖尿病治療の基本でもあります。
耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)は、日本肥満学会の「肥満症」の診断に関わる健康障害の一つです。肥満があって血糖の異常を合併している場合、医学的に減量を必要とする「肥満症」に該当する可能性があります(肥満と肥満症の違い参照)。
内臓脂肪が増えるとインスリンが効きにくくなる「インスリン抵抗性」が生じ、血糖を下げる力が落ちます。これが2型糖尿病の主な仕組みです。
内臓脂肪が増えるとインスリンが効きにくくなる「インスリン抵抗性」が生じ、血糖を下げる力が落ちます。これが2型糖尿病の主な仕組みです。
内臓脂肪については内臓脂肪を減らすには、関連する病態はメタボリックシンドロームとはもご覧ください。
減量によりインスリン抵抗性が改善し、血糖値・HbA1cが改善することが知られています。早期では、生活習慣の改善と減量で良好な状態(寛解)に近づく場合もあります。
減量によりインスリン抵抗性が改善し、血糖値・HbA1cが改善することが知られています。早期では、生活習慣の改善と減量で良好な状態(寛解)に近づく場合もあります。
体重を減らすとインスリンが効きやすくなり、血糖コントロールが改善する傾向があります。ただし改善の程度には個人差があり、すでに糖尿病の治療を受けている方は、自己判断で薬を中止せず必ず医師に相談してください。低血糖のリスク管理も重要です。
食事療法・運動療法による減量が基本です。急激な制限よりも、続けられる方法で総量とバランスを整えることが大切です。
食事療法・運動療法による減量が基本です。急激な制限よりも、続けられる方法で総量とバランスを整えることが大切です。
具体的な進め方は肥満症の治療法(食事・運動・行動療法)で解説しています。
生活習慣の見直しで改善が難しく、医師の診断により肥満症に該当する場合は、抗肥満薬による治療が選択肢になります。スリマルは肥満症のオンライン診療(自由診療)で対応しています。
生活習慣の見直しで改善が難しく、医師の診断により肥満症に該当する場合は、抗肥満薬による治療が選択肢になります。スリマルは肥満症のオンライン診療(自由診療)で対応しています。
肥満症治療に用いられるGLP-1受容体作動薬(ウゴービ)やGLP-1/GIP受容体作動薬(ゼップバウンド)は、もともと血糖に関わるホルモンの働きを利用した薬です。ただしこれらは肥満症の治療薬であり、糖尿病の血糖管理を目的に処方されるものではありません。糖尿病治療薬(オゼンピック・リベルサス・マンジャロ等)との違いは抗肥満薬とはを参照してください。
なお、一部の糖尿病用薬剤を使用中の方はスリマルの処方対象外です。使用中の薬は必ずオンライン診察時に医師に伝えてください。
治療の対象と対象外
※ 全用量・最新の料金はスリマル料金ページをご確認ください。保険適用外・全額自己負担です。
| 薬剤 | 用量 | 料金(税込・1ヶ月分) |
|---|---|---|
| ウゴービ | 0.25mg | ¥19,800 |
| ウゴービ | 0.5mg | ¥31,900 |
| ゼップバウンド | 2.5mg | ¥36,410 |
※ 全用量・最新の料金はスリマル料金ページをご確認ください。保険適用外・全額自己負担です。
血糖値と体重の両方が気になる方は、まず医師にご相談ください。
血糖値と体重の両方が気になる方は、まず医師にご相談ください。
参考文献