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減量中の食事メニュー例|1日の献立とおすすめ食材・間食の選び方

肥満・メタボ改善を目指す方向けに、減量中の1日の献立例(約1,500〜1,600kcal)と朝昼夕のメニュー、おすすめ食材、間食の選び方、作り置きのコツを解説。続かないときは医師への相談も選択肢です。

医療監修

肥満症・代謝疾患領域の医療情報について、医療ガイドラインおよび医学論文を参考に編集しています。

本記事は肥満症治療に関する医療情報を提供するものです。GLP-1受容体作動薬などの薬剤には副作用やリスクがあります。治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。詳細は医師にご相談ください。

公開日: 2026-11-05

この記事について

この記事は、体重やメタボが気になるものの、忙しくて食事管理まで手が回らない30〜50代の方に向けたものです。家で作る献立の例を、そのまま使える形でまとめました。

「何を食べればいいか分からず、結局いつもの食事に戻ってしまう」。あなたにもそんな経験はないですか? ダイエットが続かない理由は、意志の弱さとは限りません。献立の「型」がないことも原因の一つです。 この記事では、科学的根拠のある目安をもとに、無理なく続けられる献立の組み立て方を紹介します。

※外食・コンビニの選び方は外食・コンビニで減量するコツ、食事療法の理論は肥満症の食事療法で解説しています。

減量中の食事の組み立て方(主食・主菜・副菜の割合)

1食を「主食・主菜・副菜」の3つに分けて、量の比率を決めておくと迷いません。 目安は 主食3:主菜1:副菜2(お弁当箱に詰めたときの面積の比率)です。この方法は「弁当箱法」と呼ばれます。

3つの役割を押さえる

  • 主食(ご飯・パン・麺):エネルギー源になります。抜かずに量を調整します
  • 主菜(肉・魚・卵・大豆製品):たんぱく質源です。筋肉量を保つのに欠かせません
  • 副菜(野菜・きのこ・海藻):食物繊維(消化されにくく、満腹感が続きやすい成分)やビタミンをとれます

栄養素のバランスの目安

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人のエネルギー産生栄養素バランスを次のように示しています。

栄養素 総エネルギーに占める割合
たんぱく質 13〜20%(50〜64歳は14〜20%、65歳以上は15〜20%)
脂質 20〜30%
炭水化物 50〜65%

糖質を極端に抜く方法は、長く続けにくいのが難点です。主食を「抜く」より「量を決める」ほうが継続できる形になります。

1日の献立例(1,400〜1,800kcal)

1日の摂取エネルギーは、性別・年齢・体格・活動量で変わります。 ここでは 約1,500〜1,600kcal の献立を一例として紹介します。ご自身に合う量は、医師や管理栄養士に確認してください。

食事 メニュー エネルギー目安
朝食 ご飯150g、納豆1パック、具だくさん味噌汁、ゆで卵1個 約450kcal
昼食 雑穀ご飯150g、鶏むね肉の塩こうじ焼き(100g)、ブロッコリーとにんじんのごま和え、わかめスープ 約500kcal
間食 無糖ヨーグルト100g、キウイ1個 約100kcal
夕食 ご飯120g、鮭ときのこのホイル焼き、小松菜のおひたし、豆腐とトマトのサラダ 約500kcal
合計 約1,550kcal

※エネルギーは「日本食品標準成分表(八訂)」をもとにした概算です。調味料や油の量で変わります。

1,400kcal・1,800kcalに調整する方法

  • 1,400kcal程度にする:朝のゆで卵と間食のキウイを省き、夕食のご飯を100gにする
  • 1,700〜1,800kcal程度にする:昼のご飯を200gにし、夕食に具だくさんのスープを1品足す

主菜と副菜はそのままにして、主食で量を調整するのがコツです。たんぱく質と野菜が減りにくくなります。

朝食・昼食・夕食それぞれのメニュー例

毎日同じ献立では飽きてしまいます。それぞれの食事で使える2パターンを紹介します。

朝食(5分で用意する)

  • 和食パターン:ご飯+納豆+インスタント味噌汁に冷凍ほうれん草を足す
  • 洋食パターン:全粒粉パン1枚+目玉焼き+ミニトマト+無糖ヨーグルト

朝食を抜くと、昼に食べすぎにつながることがあります。主食とたんぱく質だけでもとりましょう。

昼食(お弁当・在宅勤務向け)

  • 丼パターン:雑穀ご飯の上に鶏そぼろと野菜炒めをのせ、ご飯は150gまでにする
  • 麺パターン:そばに温泉卵・わかめ・ねぎをのせ、小鉢でおひたしを足す

麺類は単品になりやすいので、卵や野菜を「足す」意識を持ちましょう。

夕食(遅い時間でも重くしない)

  • 魚パターン:鮭やたらのホイル焼き+きのこ+野菜のおひたし
  • 鍋パターン:豚もも肉か鶏むね肉の鍋に、白菜・きのこ・豆腐をたっぷり入れる

夕食が21時を過ぎる日は、ご飯を少なめにして野菜と汁物を中心にすると軽くなります。

おすすめの食材(たんぱく質・食物繊維・低エネルギー)

冷蔵庫に常備しておくと献立が組みやすい食材を、役割別にまとめました。

役割 食材の例 ポイント
たんぱく質 鶏むね肉、ささみ、鮭、さば缶(水煮)、卵、納豆、豆腐 脂の少ない部位を選ぶ
食物繊維 雑穀・麦ご飯、ブロッコリー、ごぼう、きのこ、海藻、オートミール よく噛むため食べる速さが落ち着く
低エネルギー こんにゃく、もやし、きのこ、白菜、レタス かさ増しに使える

健康日本21(第三次)では、野菜の摂取目標を 1日350g以上 としています。 小鉢1皿を約70gとすると、1日5皿分が目安です。

塩分にも注意しましょう。食事摂取基準(2025年版)の目標量は、男性7.5g未満・女性6.5g未満です。 だしや香味野菜、酢を使うと、薄味でも物足りなさが減ります。

たんぱく質のとり方は減量中のたんぱく質のとり方で詳しく解説しています。

間食・おやつ・飲み物の選び方

間食は「禁止」より「量と中身を決める」ほうが続きます。 農林水産省の「食事バランスガイド」では、菓子・嗜好飲料は 1日200kcal程度 を目安にしています。減量中はこれより控えめにしましょう。

選びたい間食

  • 無糖ヨーグルト、チーズ1個
  • ゆで卵、枝豆
  • 素焼きナッツ(少量)
  • 果物(キウイ・りんご1/2個など)

飲み物の注意点

  • 清涼飲料水や加糖の缶コーヒーは、糖分が多いものがあります。栄養成分表示を確認しましょう
  • 基本は水・お茶・無糖の炭酸水にします
  • お酒は、健康日本21(第三次)が示す「生活習慣病のリスクを高める量」に注意が必要です。目安は1日あたり純アルコールで男性40g以上、女性20g以上です

お酒そのもののエネルギーに加え、おつまみで食べすぎやすい点にも気をつけましょう。

作り置き・冷凍食品を上手に使うコツ

忙しい方こそ、週末の30分で作り置きをしておくと平日が楽になります。

作り置きしやすい3品

  1. 鶏むね肉の塩こうじ漬け:漬けて冷凍し、焼くだけで主菜になる
  2. きのこのマリネ:数種類のきのこを蒸して酢と少量の油で和える
  3. ゆで野菜のストック:ブロッコリー・小松菜をゆでて小分け冷凍する

冷凍食品・市販品の選び方

  • 冷凍野菜:カット済みのブロッコリーやほうれん草は、味噌汁や炒め物に足すだけで使えます
  • 冷凍の焼き魚・サラダチキン:主菜の「型」を崩さずに済みます
  • 冷凍の主食:パックご飯(150g)を選ぶと、量のブレがなくなります

揚げ物や丼ものの冷凍食品は、1食で脂質が多くなりがちです。購入時に栄養成分表示のエネルギーと脂質を確認しましょう。 作り置きは早めに食べきり、衛生面にも注意してください。

食事で続かないときの相談先

食事の工夫を続けても体重が減りにくい場合、自分だけで抱え込まず医療機関に相談するのも一つの方法です。

「肥満」と「肥満症」の違い

日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン2022」では、次のように区別しています。

  • 肥満:BMI(体重kg÷身長m÷身長m)が25以上の状態
  • 肥満症:肥満に加えて、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病などの健康障害があるか予測され、医学的に減量が必要な状態

肥満症は治療の対象となる病気です。生活習慣の見直しによる体質改善が基本になります。

薬による治療という選択肢

肥満症の治療では、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない場合に、薬が検討されることがあります。 国内で肥満症の効能が承認されている週1回の注射薬には、次の2つがあります。

  • ゼップバウンド(チルゼパチド):GIP/GLP-1受容体作動薬
  • ウゴービ(セマグルチド):GLP-1受容体作動薬

GLP-1は、食後に腸から出るホルモンの一種です。どちらも週1回の自己注射で、食事療法・運動療法と併せて使います。 効果には個人差があります。また、吐き気・嘔吐・下痢・便秘などの胃腸症状がよく見られます。低血糖や急性膵炎などの重大な副作用も報告されています。医師の診断・管理のもとで使う必要があります。

なお、オゼンピック・リベルサス・マンジャロは2型糖尿病の治療薬で、肥満症には承認されていません。減量目的での使用は、健康被害が起きるリスクがあるためすすめられません。

スリマルのオンライン診療

スリマルは、医師の診断に基づく肥満症を対象としたオンライン診療サービスです。Zoomで診察を受け、薬は自宅に届きます。

  • 自由診療のため保険は使えず、全額自己負担です
  • 料金(税込・1ヶ月分):ゼップバウンド2.5mg ¥36,410〜、ウゴービ0.25mg ¥19,800〜(用量により異なります)
  • 診察料・配送料は無料です

次に当てはまる方は治療の対象外です。

  • 20歳未満の方
  • BMI 27未満の方
  • 美容目的・痩身ダイエット目的の方
  • 糖尿病の薬(ビグアナイド系薬剤、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤、DPP-4阻害剤、SGLT2阻害剤、インスリン製剤等)を処方されている方
  • 妊娠中または妊娠している可能性がある方

持病や服用中の薬がある方は、診察時に医師へ伝えてください。処方の可否は医師が判断します。

今日紹介した献立は、薬を使うかどうかに関係なく減量の土台になります。まずはできる1食から始めてみませんか? 食事の工夫だけでは続かないと感じたら、一度医師に相談してみてください。

免責事項

本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。治療の適応は個別の診察により判断されます。効果・副作用には個人差があります。気になる症状や治療をご検討の方は、必ず医師にご相談ください。

「どうしても体重が減らない」と悩んでいませんか?

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症状が急に悪化したり、不安になったりしたときに、すぐに医師に相談できるよう、スリマルを利用して、治療への一歩を踏み出しましょう。

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