「肥満」と「肥満症」の違い
日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン2022」では、次のように区別しています。
- 肥満:BMI(体重kg÷身長m÷身長m)が25以上の状態
- 肥満症:肥満に加えて、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病などの健康障害があるか予測され、医学的に減量が必要な状態
肥満症は治療の対象となる病気です。生活習慣の見直しによる体質改善が基本になります。
薬による治療という選択肢
肥満症の治療では、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない場合に、薬が検討されることがあります。
国内で肥満症の効能が承認されている週1回の注射薬には、次の2つがあります。
- ゼップバウンド(チルゼパチド):GIP/GLP-1受容体作動薬
- ウゴービ(セマグルチド):GLP-1受容体作動薬
GLP-1は、食後に腸から出るホルモンの一種です。どちらも週1回の自己注射で、食事療法・運動療法と併せて使います。
効果には個人差があります。また、吐き気・嘔吐・下痢・便秘などの胃腸症状がよく見られます。低血糖や急性膵炎などの重大な副作用も報告されています。医師の診断・管理のもとで使う必要があります。
なお、オゼンピック・リベルサス・マンジャロは2型糖尿病の治療薬で、肥満症には承認されていません。減量目的での使用は、健康被害が起きるリスクがあるためすすめられません。
スリマルのオンライン診療
スリマルは、医師の診断に基づく肥満症を対象としたオンライン診療サービスです。Zoomで診察を受け、薬は自宅に届きます。
- 自由診療のため保険は使えず、全額自己負担です
- 料金(税込・1ヶ月分):ゼップバウンド2.5mg ¥36,410〜、ウゴービ0.25mg ¥19,800〜(用量により異なります)
- 診察料・配送料は無料です
次に当てはまる方は治療の対象外です。
- 20歳未満の方
- BMI 27未満の方
- 美容目的・痩身ダイエット目的の方
- 糖尿病の薬(ビグアナイド系薬剤、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤、DPP-4阻害剤、SGLT2阻害剤、インスリン製剤等)を処方されている方
- 妊娠中または妊娠している可能性がある方
持病や服用中の薬がある方は、診察時に医師へ伝えてください。処方の可否は医師が判断します。
今日紹介した献立は、薬を使うかどうかに関係なく減量の土台になります。まずはできる1食から始めてみませんか?
食事の工夫だけでは続かないと感じたら、一度医師に相談してみてください。