不安を感じる気持ちはわかります。しかし、GLP-1製剤の自己注射に使う機器(デバイス)は、患者さんの負担をできるだけ減らすために、日々進化しています。この進化が、「痛み」の不安を乗り越えるための大きな助けになります。
針の細さ(32〜34G:髪の毛レベル)
現在のGLP-1製剤に使われている注射針は、一般的な血液検査や点滴注射で使う針と比べると格段に細く、髪の毛と同じくらいの細さです。
この極細の針のおかげで、皮膚を貫くときの刺激は「チクッ」というよりも「ほとんど何も感じない」と言う患者さんも多いです。
ペン型注入器の3つの工夫
多くのGLP-1製剤は、ペン型の注入器になっています。この注入器は、最初から薬が入っていて、入れる量もダイヤルで簡単に決められます。自分で薬を入れ替えたりする必要がなく、使い終わったら注入器ごと捨てることができます。(※捨て方は、お住まいの自治体によって違うので確認してください。)
- 操作が簡単:針をつけ、ダイヤルを回し、ボタンを押すだけの3ステップくらいで完了します。
- 針が見えない設計:最近では注射するときに針先が隠れるように作られている注入器もあり、「針を刺す」という視覚からくる怖さを減らします。
- 自動で薬が入る機能:一部の機器では、ボタンを押すだけで自動的に薬が入っていくため、入れるスピードを気にしたり、手が震える心配をする必要がありません。