スリマル
もっと肥満症を知るなら

肥満と高血圧の関係|なぜ血圧が上がるのか・改善のポイントを解説

肥満があるとなぜ高血圧になりやすいのか、その仕組み(インスリン抵抗性・食塩感受性・交感神経)と、減量による改善のポイントを解説。肥満症と診断された場合の治療の選択肢まで整理します。

医療監修

肥満症・代謝疾患領域の医療情報について、医療ガイドラインおよび医学論文を参考に編集しています。

本記事は肥満症治療に関する医療情報を提供するものです。GLP-1受容体作動薬などの薬剤には副作用やリスクがあります。治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。詳細は医師にご相談ください。

公開日: 2026-06-26

肥満と高血圧の関係:結論

肥満があると高血圧になりやすく、減量により血圧が改善することが知られています。高血圧は肥満症の診断に関わる健康障害の一つで、肥満症と診断された場合は医学的な減量が治療につながります。

肥満があると高血圧になりやすく、減量により血圧が改善することが知られています。高血圧は肥満症の診断に関わる健康障害の一つで、肥満症と診断された場合は医学的な減量が治療につながります。

高血圧は、肥満に起因・関連する健康障害として日本肥満学会の「肥満症」の診断基準に含まれています。つまり、肥満があって高血圧を合併している場合、それは医学的に減量を必要とする「肥満症」に該当する可能性があります。「肥満」と「肥満症」の違いは肥満と肥満症の違いで解説しています。

なぜ肥満で血圧が上がるのか

内臓脂肪の蓄積により、インスリン抵抗性・食塩感受性の亢進・交感神経の活性化などが起こり、血圧が上がりやすくなります。

内臓脂肪の蓄積により、インスリン抵抗性・食塩感受性の亢進・交感神経の活性化などが起こり、血圧が上がりやすくなります。

肥満、特に内臓脂肪型肥満では、いくつかの仕組みが重なって血圧が上昇しやすくなります。

  • インスリン抵抗性: 内臓脂肪が増えるとインスリンが効きにくくなり、血中インスリンが増加。これが腎臓でのナトリウム(塩分)再吸収を促し、血圧を上げる方向に働く
  • 交感神経の活性化: 肥満では交感神経が過剰に働きやすく、血管が収縮し心拍数も上がる
  • 食塩感受性の亢進: 同じ塩分量でも血圧が上がりやすくなる
  • レニン・アンジオテンシン系: 脂肪組織からも血圧を上げる物質が分泌される

内臓脂肪そのものについては内臓脂肪を減らすにはもご覧ください。

減量で血圧はどう変わるか

体重を減らすと血圧が下がることが多くの研究で示されています。わずかな減量でも改善が期待でき、降圧薬の効果を高めることにもつながります。

体重を減らすと血圧が下がることが多くの研究で示されています。わずかな減量でも改善が期待でき、降圧薬の効果を高めることにもつながります。

体重を減らすと、上記の仕組みが緩和され血圧が改善する傾向があります。一般に、数%の減量でも血圧や血液検査の数値が改善することが知られています。ただし改善の程度には個人差があり、すでに高血圧の治療を受けている方は、自己判断で薬を中止せず必ず医師に相談してください。

まず取り組みたいこと

減塩・適正体重への減量・運動・節酒・禁煙が基本です。生活習慣の見直しは、血圧と体重の両方に良い影響があります。

減塩・適正体重への減量・運動・節酒・禁煙が基本です。生活習慣の見直しは、血圧と体重の両方に良い影響があります。

  • 減塩(加工食品・外食の塩分に注意)
  • 食事の総量とバランスの見直し(肥満症の治療法参照)
  • 有酸素運動を中心とした運動習慣
  • 節酒・禁煙
  • 睡眠の確保

肥満症と診断された場合の治療

生活習慣の見直しで改善が難しく、医師の診断により肥満症に該当する場合は、医学的な減量治療が選択肢になります。スリマルは肥満症のオンライン診療(自由診療)で対応しています。

生活習慣の見直しで改善が難しく、医師の診断により肥満症に該当する場合は、医学的な減量治療が選択肢になります。スリマルは肥満症のオンライン診療(自由診療)で対応しています。

BMI 27以上で、高血圧などの健康障害を合併し肥満症に該当する場合、食事・運動療法に加えて抗肥満薬による治療が検討されることがあります(抗肥満薬とは参照)。効果には個人差があり副作用もあるため、必ず医師の診察を受けてください。降圧薬など現在使用中の薬は、オンライン診察時に必ず医師に伝えてください。

治療の対象と対象外

スリマルで処方を受けられるのは、20歳以上・BMI 27以上で、医師の診断により肥満症に該当する方です。美容・痩身目的の方は対象外です。

スリマルで処方を受けられるのは、20歳以上・BMI 27以上で、医師の診断により肥満症に該当する方です。美容・痩身目的の方は対象外です。

  • 20歳未満の方
  • BMI 27 未満の方(初診時)
  • 美容目的・ダイエット目的の方
  • 一部の糖尿病用薬剤を使用中の方

心臓病・脳卒中・腎臓病の既往などがある方は、オンライン診察時に医師が処方可否を慎重に判断します。

費用(自由診療)

※ 全用量・最新の料金はスリマル料金ページをご確認ください。保険適用外・全額自己負担です。

薬剤用量料金(税込・1ヶ月分)
ウゴービ0.25mg¥19,800
ウゴービ0.5mg¥31,900
ゼップバウンド2.5mg¥36,410

※ 全用量・最新の料金はスリマル料金ページをご確認ください。保険適用外・全額自己負担です。

まとめ

血圧と体重の両方が気になる方は、まず医師にご相談ください。

  • 肥満は内臓脂肪を介して血圧を上げやすくする
  • 高血圧は肥満症の診断に関わる健康障害の一つ
  • 減量で血圧が改善することが多い(個人差あり)
  • 肥満症に該当する場合は医学的な治療も選択肢

血圧と体重の両方が気になる方は、まず医師にご相談ください。

参考文献

参考文献

「どうしても体重を減らない」と悩んでいませんか?

「治療を始めるべきか」「専門医に相談したいが、どの病院へ行けばよいのか」など、不安な気持ちを抱えていませんか?
症状が急に悪化したり、不安になったりしたときに、すぐに医師に相談できるよう、スリマルを利用して、治療への一歩を踏み出しましょう。

LINEで相談する