基礎代謝とは、安静にしていても生命維持のために消費されるエネルギーで、加齢とともに緩やかに低下します。
基礎代謝とは、呼吸や体温維持、内臓の活動など、何もしなくても消費されるエネルギーのことです。1日の総消費エネルギーのうち、およそ6割を占めるとされ、生活の土台となる部分です。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、基礎代謝基準値は年齢とともに下がっていきます。たとえば男性では18〜29歳で体重あたり23.7kcal、50〜64歳では21.5kcalと、加齢に伴い数値が低下します。
つまり同じ体重でも、年齢を重ねるほど1日に消費するエネルギーは少なくなります。若い頃と同じ食事量を続ければ、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。ここに気づかず「食べる量は変わっていないのに」と感じる方は少なくありません。まずはこの緩やかな下り坂の存在を知ることが大切です。
