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肥満と睡眠時無呼吸症候群(SAS)|悪循環の仕組みと改善のポイント

肥満と睡眠時無呼吸症候群(SAS)の関係を解説。なぜ肥満で無呼吸が起こるのか、「太る→悪化→さらに太る」の悪循環、日中の眠気のリスク、減量による改善と肥満症治療の選択肢まで整理します。

医療監修

肥満症・代謝疾患領域の医療情報について、医療ガイドラインおよび医学論文を参考に編集しています。

本記事は肥満症治療に関する医療情報を提供するものです。GLP-1受容体作動薬などの薬剤には副作用やリスクがあります。治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。詳細は医師にご相談ください。

公開日: 2026-06-26

肥満と睡眠時無呼吸の関係:結論

肥満があると、首やのど周りの脂肪で気道が狭くなり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を起こしやすくなります。さらにSASは代謝を乱して太りやすくする「悪循環」を招きます。減量はこの悪循環を断つカギです。

肥満があると、首やのど周りの脂肪で気道が狭くなり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を起こしやすくなります。さらにSASは代謝を乱して太りやすくする「悪循環」を招きます。減量はこの悪循環を断つカギです。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群は、日本肥満学会の「肥満症」の診断に関わる健康障害の一つです。肥満があってSASを合併している場合、医学的に減量を必要とする「肥満症」に該当する可能性があります(肥満と肥満症の違い参照)。

なぜ肥満で無呼吸が起こるのか

首・のど周り・舌などに脂肪がつくと、睡眠中に気道が狭くなり、呼吸が止まったり浅くなったりします。

首・のど周り・舌などに脂肪がつくと、睡眠中に気道が狭くなり、呼吸が止まったり浅くなったりします。

  • 首やのど周りの脂肪が気道を圧迫し、狭くする
  • 仰向けで眠ると舌の根元が落ち込み、さらに気道が塞がりやすい
  • 無呼吸により睡眠の質が低下する

「太る→悪化→さらに太る」の悪循環

睡眠の質が下がると、食欲を調整するホルモンのバランスが乱れ、太りやすくなります。太るとSASが悪化し、さらに睡眠が乱れる——という悪循環に陥りやすいのが特徴です。

睡眠の質が下がると、食欲を調整するホルモンのバランスが乱れ、太りやすくなります。太るとSASが悪化し、さらに睡眠が乱れる——という悪循環に陥りやすいのが特徴です。

  • 睡眠不足・分断は、食欲を増すホルモン(グレリン)を増やし、抑えるホルモン(レプチン)を減らす方向に働く
  • 日中の活動量・代謝も落ちやすい
  • その結果さらに体重が増え、SASが悪化する

この悪循環があるため、SASと肥満は一緒に対策することが重要です。

放置のリスク

SASを放置すると、日中の強い眠気による事故のリスクや、高血圧・心疾患などのリスクが高まることが知られています。

SASを放置すると、日中の強い眠気による事故のリスクや、高血圧・心疾患などのリスクが高まることが知られています。

日中の強い眠気は、運転や作業中の事故につながる恐れがあります。また、夜間の低酸素状態が続くことで、高血圧や心臓・血管の病気のリスクが高まるとされています。いびき・日中の眠気・起床時の頭痛などが続く場合は、医療機関での検査を検討してください。

改善のポイント

減量により気道周囲の脂肪が減り、SASが改善することがあります。あわせて、SAS自体の検査・治療(CPAP等)は専門の医療機関で受けることが大切です。

減量により気道周囲の脂肪が減り、SASが改善することがあります。あわせて、SAS自体の検査・治療(CPAP等)は専門の医療機関で受けることが大切です。

  • 減量(肥満症の治療法参照)
  • 横向き寝・節酒・禁煙など生活習慣の工夫
  • SASの診断・治療(睡眠検査、CPAP療法など)は専門医療機関で

肥満症と診断された場合の治療

生活習慣の見直しで改善が難しく、医師の診断により肥満症に該当する場合は、抗肥満薬による治療が選択肢になります。スリマルは肥満症のオンライン診療(自由診療)で対応しています。

生活習慣の見直しで改善が難しく、医師の診断により肥満症に該当する場合は、抗肥満薬による治療が選択肢になります。スリマルは肥満症のオンライン診療(自由診療)で対応しています。

BMI 27以上でSASなどの健康障害を合併し肥満症に該当する場合、食事・運動療法に加えて抗肥満薬による治療が検討されることがあります(抗肥満薬とは参照)。効果には個人差があり副作用もあるため、必ず医師の診察を受けてください。なお、SASそのものの検査・CPAP治療はスリマルの対象ではありません。

治療の対象と対象外

治療の対象と対象外

  • 対象: 20歳以上・BMI 27以上で、医師の診断により肥満症に該当する方
  • 対象外: 20歳未満/BMI 27未満/美容・痩身目的/一部の糖尿病用薬剤を使用中の方

費用(自由診療)

※ 全用量・最新の料金はスリマル料金ページをご確認ください。保険適用外・全額自己負担です。

薬剤用量料金(税込・1ヶ月分)
ウゴービ0.25mg¥19,800
ウゴービ0.5mg¥31,900
ゼップバウンド2.5mg¥36,410

※ 全用量・最新の料金はスリマル料金ページをご確認ください。保険適用外・全額自己負担です。

まとめ

いびき・日中の眠気と体重が気になる方は、SASの検査とあわせて医師にご相談ください。

  • 肥満は気道を狭くしSASを起こしやすくする
  • SASは代謝を乱して太りやすくし、悪循環を招く
  • 放置は眠気による事故・高血圧などのリスク
  • 減量が悪循環を断つカギ。肥満症に該当する場合は治療も選択肢

いびき・日中の眠気と体重が気になる方は、SASの検査とあわせて医師にご相談ください。

参考文献

参考文献

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