スリマル
もっと肥満症を知るなら(オビなび)

横浜・神奈川で肥満外来を探す方へ|県と市のデータと医療機関の探し方

横浜・神奈川で肥満外来を探す方へ。県と市の公的データと目標、特定保健指導などの相談先、医療機関の探し方、保険診療と自由診療の違いを整理し、受診先選びを助けます。まずは医師にご相談ください。

医療監修

肥満症・代謝疾患領域の医療情報について、医療ガイドラインおよび医学論文を参考に編集しています。

本記事は肥満症治療に関する医療情報を提供するものです。GLP-1受容体作動薬などの薬剤には副作用やリスクがあります。治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。詳細は医師にご相談ください。

公開日: 2026-10-27

神奈川県はメタボ該当者が全国より少なく、予備群はやや多い

神奈川県のメタボ該当者は全国よりやや少なく、予備群はやや多い水準です。BMIの平均値は男女とも全国よりやや低めです。

神奈川県のメタボ該当者・予備群はどのくらい?

メタボ(メタボリックシンドローム)とは、内臓脂肪がたまり、血圧・血糖・脂質の値にも異常が重なった状態です。特定健診(40〜74歳が対象の健診)の結果は次のとおりです。

区分 神奈川県 全国
メタボ該当者 15.8% 16.6%
メタボ予備群 12.5% 12.2%

出典:厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導の実施状況(令和5年度)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03092.html)

該当者は全国よりやや少ない一方、予備群はやや多くなっています。両方を合わせると、受診者の28.3%にあたります。およそ4人に1人以上が、メタボかその手前にいる計算です。

BMIの平均値は全国と比べてどう?

BMIは、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った体格の指標です。

区分 神奈川県 全国
男性 23.4 23.8
女性 22.4 22.6

出典:厚生労働省「平成28年国民健康・栄養調査 結果の概要」第2部(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/kekkagaiyou_7.pdf)(年齢調整値。男性は20〜69歳、女性は40〜69歳が対象)

平均値は全国よりやや低めです。ただし平均値は集団全体の傾向であり、あなた個人の健康状態を示すものではありません。

県と市の調査で見る20〜60歳代男性の肥満者の割合

20〜60歳代男性の肥満者の割合は、県の調査で28.6%、横浜市の調査で30.4%です(調査方法が違うため、両者は比べられません)。

神奈川県と横浜市は、それぞれ独自の調査で肥満者の割合を把握しています。

  • 神奈川県(県民健康・栄養調査 平成29〜令和元年):20〜60歳代男性 28.6%、40〜60歳代女性 21.7%
  • 横浜市(健康に関する市民意識調査〈速報値〉、令和5):20〜60代男性 30.4%、40〜60代女性 15.4%

これらは調査方法がそれぞれ異なります。そのため、県と市の数値や、ほかの都道府県の数値と並べて単純に比べることはできません。

かながわ健康プラン21と健康横浜21の令和14年度目標

神奈川県と横浜市は、どちらも令和14年度に向けて肥満者を減らす目標を掲げています。

県と市の計画の数値は次のとおりです。現状値は調査の時期と方法が異なるため、横に並べて比べるものではありません。

計画 対象 現状値 目標(令和14年度)
かながわ健康プラン21(第3次) 20〜60歳代男性 28.6%(平成29〜令和元年) 23%未満
同上 40〜60歳代女性 21.7%(平成29〜令和元年) 15%未満
第3期健康横浜21 20〜60代男性 30.4%(令和5、速報値) 30%未満
同上 40〜60代女性 15.4%(令和5、速報値) 15%未満

出典: - 神奈川県「かながわ健康プラン21(第3次)」(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/cz6/healthpromotion/plan21/index.html) - 横浜市「第3期健康横浜21」(https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/kenkozukuri/21/naiyo/3rd/kaitei.html)

体重の管理は、個人だけでなく地域全体の健康課題として位置づけられています。

横浜市国保の特定保健指導など、まず使える相談先

受診先を探す前に、特定保健指導などの公的な仕組みも確認しておきましょう。

  • 特定健診・特定保健指導:健診の結果から生活習慣病のリスクが高いと判定された方に、保健師や管理栄養士が生活改善を支援する制度です。横浜市国民健康保険に加入している方は、市の案内(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/koseki-zei-hoken/kokuho/kenko/sidou.html)を確認してください。
  • 勤務先の健康保険組合:会社員の方は、加入している健康保険組合が保健指導を実施しています。
  • かかりつけ医:健診結果を持って相談すると、専門的な医療機関への紹介を受けられる場合があります。

特定保健指導は治療ではありません。食事や運動の習慣を見直し、無理なく継続できる体質改善を支える仕組みです。

横浜で肥満外来を受診する目安(BMIの計算例)

BMIが25以上で、健診の異常や睡眠・関節の悩みがある場合は、医師に相談する目安になります。

たとえば身長170cm・体重80kgの方は、BMIが約27.7になります。ご自身の数値も一度計算してみてください。日本肥満学会の「肥満症診療ガイドライン2022」では、BMI25以上の「肥満」に関連する健康障害を合併し、医学的に減量が必要な病態を「肥満症」としています。診断に関わる11項目の健康障害は肥満症セルフチェックで確認でき、最終的な診断は医師の診察で行われます。

保険診療でセマグルチド(ウゴービの成分)を使うには、厚生労働省の「最適使用推進ガイドライン」に沿った条件を満たす必要があります(https://www.mhlw.go.jp/content/001169796.pdf)。自由診療は全額自己負担です。違いの詳細は肥満外来とはをご覧ください。

神奈川県内で肥満症を診療できる医療機関の探し方

医療機関は、日本肥満学会の公開情報か、かかりつけ医からの紹介で探すのが基本です。

  • 肥満症を診療できる病院(https://www.jasso.or.jp/contents/wod/hospitals.html)
  • 地域別肥満症専門医名簿(https://www.jasso.or.jp/contents/authorization/specialist.html)

神奈川県内の医療機関も、これらの一覧から探せます。かかりつけ医に相談し、紹介状を書いてもらう方法もあります。受診先を選ぶときは、保険診療か自由診療か、通院の頻度、検査体制、副作用が出たときの相談方法を確認しておくと安心です。

横浜で通院の時間が取れない場合のオンライン診療

通院の時間が取れない場合は、オンライン診療も選択肢になります。ただし、検査や持病の管理が必要な方は対面の医療機関が適しています。

株式会社MICINが運営する「スリマル」は、肥満症のオンライン診療サービスです。次の点をあらかじめご確認ください。

  • 横浜市・神奈川県内に診療所はなく、対面診療は行っていません
  • 保険診療は行っておらず、自由診療のみです(全額自己負担)
  • 診察はZoomのみで行います

医師の診察で処方が適切と判断された場合、ウゴービ(セマグルチド)またはゼップバウンド(チルゼパチド)のいずれかが処方されます。週1回の自己皮下注射で、肥満症の効能は「食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない場合」が前提です。

料金(税込)は、開始用量でウゴービ0.25mgが19,800円、ゼップバウンド2.5mgが36,410円です。用量が上がると料金も変わります。診察料と配送料は無料で、処方は1ヶ月分ずつです(出典:https://slimaru.jp/price)。

対象は、20歳以上・初診時BMI27以上で、医師が肥満症と診断した方です。20歳未満の方、初診時BMI27未満の方、美容目的・痩身ダイエット目的の方、糖尿病の薬の処方を受けている方は対象外です。妊娠中、または妊娠の可能性がある方には、電子添文上、投与しないとされています。

効果には個人差があります。主な副作用には、吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状があり、ほかの薬との併用などによっては低血糖が起こることもあります。必ず医師の診断・管理のもとで使用してください。

まとめ:横浜・神奈川で肥満外来を探すポイント

  • 神奈川県では、特定健診の受診者のうち、メタボ該当者が15.8%、予備群が12.5%でした(令和5年度)
  • 県と市は、令和14年度に向けて肥満者を減らす目標を掲げています
  • 肥満外来が扱うのは、医師の診断に基づく「肥満症」の治療です
  • 医療機関は、日本肥満学会の病院一覧や専門医名簿から探せます
  • 保険診療と自由診療では、費用負担や条件が大きく異なります
  • 通院が難しい場合は、オンライン診療も選択肢になります

体重の悩みは、意志の強さだけの問題ではありません。まずは健診結果を手元に用意し、かかりつけ医や医師に相談するところから始めてみませんか。無理なく継続できる方法を、医師と一緒に考えていきましょう。

免責事項

本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。治療の適応は個別の診察により判断されます。効果・副作用には個人差があります。気になる症状や治療をご検討の方は、必ず医師にご相談ください。

「どうしても体重が減らない」と悩んでいませんか?

「治療を始めるべきか」「専門医に相談したいが、どの病院へ行けばよいのか」など、不安な気持ちを抱えていませんか?
症状が急に悪化したり、不安になったりしたときに、すぐに医師に相談できるよう、スリマルを利用して、治療への一歩を踏み出しましょう。

LINEで相談する