肥満症の治療は、食事療法・運動療法・行動療法が基本です。肥満症診療ガイドライン2022では、肥満症の方は3〜6ヵ月で現在の体重から3%以上の減量を目標にするとされています(高度肥満症では5〜10%)。
減量の目標は個人差があるため、医師と相談して決めます。極端な食事制限ではなく、体質改善を目指して生活習慣を少しずつ変えていくことが大切です。
薬物療法という選択肢
食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない場合は、医師の判断で薬物療法を併用することがあります。肥満症の治療薬には次のものがあります。
- ウゴービ(一般名:セマグルチド):GLP-1受容体作動薬。GLP-1は、食欲や血糖に関わるホルモンです
- ゼップバウンド(一般名:チルゼパチド):GIP/GLP-1受容体作動薬。2つのホルモンの働きを利用する薬です
どちらも週1回、自分で皮下注射する薬です。少ない量から始め、4週間ずつ段階的に量を増やします。効果には個人差があります。
副作用とリスクについて
主な副作用は、吐き気・嘔吐・下痢・便秘などの胃腸症状です。糖尿病の薬と一緒に使うと低血糖が起こりやすくなります。頻度は低いものの、急性膵炎や胆嚢炎などの重大な副作用が電子添文に記載されています。必ず医師の診断・管理のもとで使用してください。
また、妊娠中または妊娠の可能性がある方には投与されません。
スリマルの肥満症オンライン診療について
スリマルは、株式会社MICINが運営する肥満症のオンライン診療サービスです。次の点をご確認ください。
- 自由診療のみです。保険適用外のため、費用は全額自己負担です
- オンライン診療のみです。対面での診療は行っていません。診察はZoomのビデオ通話で行います
- 処方するのはウゴービ・ゼップバウンドで、肥満症の治療のみが対象です
- 診察料・配送料は無料です。薬の料金は公式サイトの料金ページでご確認ください
治療の対象となる方
- 20歳以上の方
- BMIが27以上の方
- 医師の診断に基づく肥満症に該当する方
治療の対象外となる方
- 20歳未満の方
- 初診時のBMIが27未満の方
- 美容目的・痩身ダイエット目的の方
- 糖尿病の薬(ビグアナイド系、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系、DPP-4阻害剤、SGLT2阻害剤、インスリン製剤など)を処方されている方
セルフチェックでBMIが25以上27未満だった方は、肥満症に当てはまってもスリマルでは処方の対象外です。持病がある方や服薬中の方は、処方できるかどうかを医師が診察で判断します。