メタボリックシンドローム(内臓脂肪の蓄積に、高血圧・高血糖・脂質異常が重なった状態)の割合です。
| 区分 | 大阪府 | 全国 |
|---|---|---|
| メタボ該当者 | 15.9% | 16.6% |
| メタボ予備群 | 12.7% | 12.2% |
出典:厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」(令和5年度)
大阪府の該当者の割合は全国をやや下回ります。 一方で予備群は全国より高く、都道府県のなかで高い方から9番目です。 「今はまだ該当しないけれど、その手前にいる人」が比較的多いといえます。
大阪で肥満外来を探す方へ。府のメタボ・BMIの公的データと健康目標、相談先、日本肥満学会の情報を使った医療機関の探し方を整理し、受診先選びを助けます。気になる方は医師にご相談ください。
医療監修
肥満症・代謝疾患領域の医療情報について、医療ガイドラインおよび医学論文を参考に編集しています。
本記事は肥満症治療に関する医療情報を提供するものです。GLP-1受容体作動薬などの薬剤には副作用やリスクがあります。治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。詳細は医師にご相談ください。
公開日: 2026-10-27
大阪府のメタボ予備群の割合は全国より高く、該当者の割合は全国をやや下回ります。全国と同じ基準で比べられる公的データで見てみましょう。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪の蓄積に、高血圧・高血糖・脂質異常が重なった状態)の割合です。
| 区分 | 大阪府 | 全国 |
|---|---|---|
| メタボ該当者 | 15.9% | 16.6% |
| メタボ予備群 | 12.7% | 12.2% |
出典:厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」(令和5年度)
大阪府の該当者の割合は全国をやや下回ります。 一方で予備群は全国より高く、都道府県のなかで高い方から9番目です。 「今はまだ該当しないけれど、その手前にいる人」が比較的多いといえます。
大阪府のBMIの平均値は、男性24.0・女性22.7で、男女とも全国をわずかに上回っています。
BMI(体格指数)は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算する、肥満度の目安です。
| 区分 | 大阪府 | 全国 |
|---|---|---|
| 男性 | 24.0 | 23.8 |
| 女性 | 22.7 | 22.6 |
出典:厚生労働省「平成28年国民健康・栄養調査 結果の概要」第2部(年齢調整値。男性は20〜69歳、女性は40〜69歳が対象)
ただし平均値は集団の傾向で、あなた個人の健康状態を示すものではありません。
大阪府は「第4次大阪府健康増進計画」で、適正体重の人を増やし、メタボを減らす目標を掲げています。
なお、前の計画の最終評価では、メタボの減少率は「悪化」と評価されています。 府全体で見ても、体重やメタボの改善は簡単ではないことがわかります。
まず使える公的な仕組みは、医療保険者が行う特定健診・特定保健指導と、市町村の保健センターなどの相談窓口です。
40〜74歳の方は、加入している医療保険者が行う特定健診(メタボに着目した健康診断)を受けられます。 結果に応じて、生活習慣を見直す特定保健指導も受けられます。 大阪府の取り組みは「特定健診・特定保健指導等の取組」にまとめられています。
健診結果の見方や生活習慣の相談は、お住まいの市町村の保健センターなどでも受け付けています。 まずは手元の健診結果を確認するところから始めてみてください。
BMIが25以上で、肥満に関係する健康障害がある、または起こる心配があるときが相談の目安です。 日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン2022」では、BMI25以上の「肥満」のうち、肥満に関係する健康障害があり医学的に減量が必要な状態を「肥満症」としています。 健診で血圧・血糖・脂質の項目を指摘された方や、いびき・膝の痛みなどが気になる方は、一度医師に相談することを考えてみてください。診断に関わる11の健康障害は肥満症セルフチェックで確認できます。
保険診療でウゴービ(一般名セマグルチド)を処方するには、「最適使用推進ガイドライン」に沿った施設・医師の要件などがあり、自由診療は公的医療保険が使えず全額自己負担です。 違いの詳細や医療機関の選び方は肥満外来とはをご覧ください。
大阪府内で医療機関を探すときは、日本肥満学会が公開している情報が手がかりになります。
候補が見つかったら、肥満症の診療を行っているか、保険診療か自由診療か、紹介状の要否や診療時間を、受診の前に医療機関へ直接確認しておくと安心です。 掲載内容は更新されることがあるため、最新の情報は各医療機関で確かめてください。
「仕事が忙しく、平日に通院する時間がない」という方は、自宅などからビデオ通話で医師の診察を受けるオンライン診療も選択肢の一つです。
スリマルは、株式会社MICINが運営する肥満症のオンライン診療サービスです。 あらかじめお伝えしたい点は次のとおりです。
料金(税込)は、ウゴービ0.25mgが19,800円、ゼップバウンド2.5mgが36,410円からです。 用量が増えると料金も上がります。診察料・配送料は無料です。 処方は1ヶ月分ずつです(出典:slimaru.jp/price)。
対象は20歳以上・初診時BMI27以上で、医師の診断に基づく肥満症の方です。 20歳未満の方、初診時のBMIが27未満の方、美容目的・痩身ダイエット目的の方、糖尿病の薬の処方を受けている方は対象外です。 妊娠中または妊娠の可能性がある方も、電子添文上投与しないこととされています。
両剤の肥満症の効能は「食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない」場合が前提で、生活習慣の見直しと組み合わせる治療です。 主な副作用は吐き気、下痢、便秘などの胃腸の症状で、低血糖のほか、重大な副作用として急性膵炎や胆嚢炎・胆管炎なども報告されています(各電子添文)。 効果にも副作用にも個人差があるため、必ず医師の診察・説明を受け、医師の管理のもとで使います。 持病の治療や保険診療を希望する場合は、お近くの医療機関への相談が適しています。
肥満症の治療は、続けられる形を選ぶことが何より大切です。 自分が治療の対象になるか気になる方は、まず医師に相談してみてください。
本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。治療の適応は個別の診察により判断されます。効果・副作用には個人差があります。気になる症状や治療をご検討の方は、必ず医師にご相談ください。