大規模臨床試験では以下の体重減少効果が確認されています。
- ・ウゴービ(セマグルチド 2.4mg):STEP 1試験で生活習慣改善との併用により平均約15%の体重減少
- ・ゼップバウンド(チルゼパチド):SURMOUNT-1試験で生活習慣改善との併用により平均約15〜22%の体重減少(用量依存)
体重100kgの方であれば15〜22kgの減量に相当します。いずれも効果には個人差があります。
ウゴービ・ゼップバウンドなどGLP-1受容体作動薬の体重減少効果・継続率について、臨床試験データをもとに解説します。個人差・継続方法・効果が出やすい条件についても説明します。
医療監修
肥満症・代謝疾患領域の医療情報について、医療ガイドラインおよび医学論文を参考に編集しています。
本記事は肥満症治療に関する医療情報を提供するものです。GLP-1受容体作動薬などの薬剤には副作用やリスクがあります。治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。詳細は医師にご相談ください。
公開日: 2025-04-01
最終更新日: 2026-03-18
医療監修日: 2026-03-18
STEP 1試験でウゴービは平均約15%、SURMOUNT-1試験でゼップバウンドは平均15〜22%の体重減少が確認されています。
大規模臨床試験では以下の体重減少効果が確認されています。
体重100kgの方であれば15〜22kgの減量に相当します。いずれも効果には個人差があります。
体重減少は投与後数週間で始まり、最大効果は68週前後で確認されています。個人差があります。
体重減少は投与開始後数週間から始まるとされており、効果は時間とともに大きくなる傾向があります。
個人差が大きく、体重減少の速度・程度は人によって異なります。
臨床試験では高い継続率が示されていますが、投与中止後は体重が戻る傾向があることも報告されています。
臨床試験では1年以上の投与継続率は比較的高く保たれることが示されています。
一方で、薬を中断すると体重が戻る傾向があることも複数の研究で報告されています。これは薬の作用が止まることで食欲・代謝が元の状態に戻るためとされています。
長期的な効果を維持するためには、治療継続とともに食事・運動習慣の定着が重要とされています。
食事・運動療法との併用・継続投与・初期から体重が減る方ほど効果が高い傾向があります。
効果が出やすい傾向にある条件(臨床試験データより)
効果に影響する可能性がある要因
効果が感じられない場合は医師に相談してください。
GLP-1薬は食事・運動療法と組み合わせることで最大の効果が期待されます。単独使用より有意に高い体重減少が確認されています。
臨床試験はいずれも食事・運動療法との併用を前提としており、生活習慣改善との組み合わせで体重減少効果が最大化されます。
GLP-1薬は食欲抑制により食事制限を継続しやすくしますが、薬だけに依存せず日常的な生活習慣の改善も継続することが長期的な体重管理に重要です。