STEP 1試験でセマグルチドは平均約15%、SURMOUNT-1試験でチルゼパチドは平均約15〜22%の体重減少が報告されています。効果には個人差があります。
大規模臨床試験のデータは以下の通りです。
- セマグルチド(STEP 1試験): 生活習慣改善と併用で平均約15%の体重減少(68週間)
- チルゼパチド(SURMOUNT-1試験): 生活習慣改善と併用で平均約15〜22%の体重減少(用量依存・72週間)
これらは臨床試験における平均値であり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。実際の効果は個々の状態や生活習慣により異なります。
2成分を直接比較した試験
セマグルチドとチルゼパチドを直接比較した試験やメタ解析では、チルゼパチドのほうが平均的な体重減少が大きい傾向が報告されています。たとえば肥満を対象に両剤を直接比較した試験(SURMOUNT-5)では、チルゼパチドのほうが高い体重減少率を示したと報告されています。ただし、これらは集団の平均的な傾向であり、どちらが自分に合うかは個人差が大きいため、効果の大きさだけで判断するものではありません。
注:具体的な数値は試験条件(対象・用量・期間)によって異なります。最新の数値・出典は原著論文・添付文書で確認してください。
血糖(HbA1c)への作用について
両成分はもともと血糖に関わるホルモンの働きを利用しており、2型糖尿病の治療(オゼンピック・リベルサス・マンジャロ等)では血糖(HbA1c)の改善も評価されます。ただしウゴービ・ゼップバウンドは肥満症の治療薬であり、糖尿病の血糖管理を目的に処方されるものではありません。糖尿病治療薬との違いは抗肥満薬とはを参照してください。