まず「肥満」と「肥満症」の違いを確認しておきましょう。日本肥満学会の肥満症診療ガイドライン2022では、次のように分けています。
- 肥満:脂肪が体に多くたまった状態で、BMIが25以上のもの
- 肥満症:肥満があり、それが原因か関係している健康障害がある(または起こると予測される)状態。医学的に減量が必要な病気
健康障害には11の項目があります。たとえば、2型糖尿病などの耐糖能障害、脂質異常症、高血圧などです。 変形性膝関節症などの運動器の病気や、睡眠時無呼吸症候群も含まれます。
同ガイドラインでは、減量の目標を次のように示しています。
- 肥満症:3〜6ヵ月で、今の体重から3%以上減らす
- 高度肥満症(BMI35以上):今の体重から5〜10%減らす
いきなり大きく減らす必要はありません。 肥満症診療ガイドライン2022では、3%程度の減量でも血圧や血糖などの数値が良くなる場合があるとされています(個人差があります)。
