まず押さえておきたいのは、「日本で肥満症の治療薬として承認されている薬は限られている」という事実です。
2026年5月時点で、肥満症に対して厚生労働省から承認を受けている注射薬は次の2剤です。
| 製品名 | 一般名 | 製造販売 | 承認区分 |
|---|---|---|---|
| ウゴービ | セマグルチド | ノボ ノルディスク ファーマ | 肥満症 |
| ゼップバウンド | チルゼパチド | 日本イーライリリー | 肥満症 |
どちらも GLP-1受容体作動薬と呼ばれる仕組みを持つ薬で、もともとは2型糖尿病の治療から発展してきました。GLP-1とは、食事を摂ったときに腸から分泌されるホルモンのこと。インスリンの分泌を促し、食欲をコントロールするはたらきがあります。
これらの承認薬は、医師の診断に基づく「肥満症」の方に対して使われます。「肥満」と「肥満症」は別の概念です。
- 肥満: BMI 25 以上で、脂肪が過剰に蓄積した状態
- 肥満症: 肥満があり、健康障害を合併している、または合併が予測される医学的な疾患
つまり、見た目の太さやダイエットの問題ではなく、医学的に減量を必要とする病態が「肥満症」です。スリマルは、この肥満症の方を対象とした自由診療のオンライン診療サービスとして、ウゴービとゼップバウンドを取り扱っています。
自由診療である点に注意
スリマルは自由診療(全額自己負担)で提供しています。保険適用ではないため、3割負担といった公的保険のしくみは適用されません。費用感を比較する際は、保険診療と混同しないように気をつけてください。
