近年、SNSを中心に話題となっている「マンジャロダイエット」。しかし、その一方でメディアや厚生労働省からは厳しい注意喚起もなされています。なぜこれほどまでに問題視されているのでしょうか。
マンジャロダイエットが問題視されている最も大きな理由は、国が認めた「本来の目的」と「実際の使われ方」が異なってしまっている点にあります。
マンジャロは2型糖尿病の治療薬として承認されている医薬品です。しかしながら、この数年、糖尿病の治療を必要としない方の間でマンジャロダイエットが流行したことにより、本来この薬を必要とする患者さん達への薬の提供が間に合わないといった懸念もありました。(現時点ではその問題は解消されているとのことです。)
糖尿病の治療を必要としない方がダイエット目的・美容目的で流用することは、メーカーが想定した安全性評価の前提を根本から覆す行為です。このため、厚生労働省も2026年6月16日付の通知で、GLP-1受容体作動薬等の適正使用について強く注意喚起を行っており、一部報道でも取り上げられました。
